クラシキ文華 編集部便り

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お知らせ2016/01/17

インディゴの恋人トークショー「鶴太郎×美波-アートと生きる」

 1月17日に開催されたインディゴの恋人関連イベントのトークショー「鶴太郎×美波-アートと生きる」を聞いてきました。
 会場の倉敷中央病院・大原記念ホールには、大勢の方が訪れほぼ満員。
 鶴太郎さんの美術の豆知識・ドラマの役そのままにエルグレコの受胎告知の解説に始まり、美波さんから両親(父・フランス人、母・日本人)のドラマティックな出会いの話を聞くなど、お二人はインディゴの恋人の撮影の話やアートの話をざっくばらんに語ってくださいました。

 

(美波さん)
 アートと役者両方を続けていくことに悩みもあったが、今回の仕事を経て、絵を描きつつ役者も続けていこうと決心した。
 役者と絵描きの共通点はないかと考えていたが、最近は両方とも「外に出て表現されたこと」と「内面にあって表現されていないこと」その中間の表から垣間見える内面というか、間のような所を表すものではないかと思っている。
 絵や役者は上手いからといって人の気持ちを動かすものではない、下手でも書き続けたい。
 フランスは、自分を自由に表現できるところ。表現そのままを評価してくれる。

(鶴太郎さん)
 38歳の時、寒い朝、ふと、隣の庭の赤い花が咲いている姿に魅せられた。
 この感動を何か表現したいと思い、花にも絵にも興味はなかったが、絵にできたら素敵だと思って始めた。
 アートは人を癒す力がある。
 日本の病院は、無機質な所が多いが、ここ大原さんの作った倉敷中央病院はさすがにアートや温室などそれらが人を癒すことを理解して作っている。
 日本では絵は額に入ったものを買うが、ヨーロッパでは、額に入った絵は中古。飾るところに合う自分で選んだ額をつける。自由に楽しむもの。

 お二人からは、アートはもっと気楽に、かしこまらず、自分らしく楽しむものであるということが伝わってきました。

 ドラマについて
(美波さん)繊細なドラマ。気持ちに訴えるドラマです。
(鶴太郎さん)岡山の良さを住んでいる人は気が付いてない部分もあると思うので、すばらしい所であると再認識してほしい。

 NHK岡山発地域ドラマ「インディゴの恋人」
 1月27日(水)22時~ 放送 NHK・BSプレミアム 
 いよいよ近くなってきました。ぜひ、ご覧くださいね。

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