公開日2025/03/3
公開日2025/03/3
楽しいキャンプをさらに盛り上げてくれるキャンプ飯。せっかく自然の中で味わうなら、その土地の食材にこだわってみませんか。産直や市場などで倉敷の食材を仕入れて作る、その名も「倉敷キャンプ飯」。取材スタッフの体験の様子を、レシピとともに紹介する人気企画の第2弾です。
キャンプ飯の食材探しは、倉敷が誇る海の幸・里の幸を求めて、下津井と水島・連島へ。
まず訪れたのは、倉敷市南端に位置する「下津井」。ここは瀬戸内海に面した港町で、「下津井たこ」の名で知られるマダコをはじめ、アナゴ、タイ、サワラなど、近海で水揚げされる魚介が名物です。
「しもつい横丁」は、2024年3月に誕生した屋台市場。下津井のワカメや海産物を扱う吉又商店が「いろいろな人や店が、下津井でチャレンジできるような場を作りたい」という思いで、店舗ガレージを改装・開放。現在、常設で入るのは吉又商店をはじめ、下津井沖の地魚を中心に扱う鮮魚店、鯛焼き屋台の3店舗で、土・日曜・祝日には下津井たこを使った総菜店やベーカリーなども出店しています。今回のキャンプ飯では、鮮魚店で下津井たこやママカリ、焼き穴子など瀬戸内ならではの魚介を入手。昼前には売り切れることもあるので、早めの訪問がおすすめです。
続いて「水島・連島」へ。高梁川の豊かな水源を利用した農業が盛んな地域です。色白で肉質がやわらかい「連島れんこん」と、やわらかい歯ざわりが特徴の「連島ごぼう」が有名で、ほかにも生姜などが特産品として知られています。
野菜を探して訪れた「JA晴れの国岡山 福田青空市 すいれん」では、連島れんこんや連島ごぼう、福田の生姜など、倉敷が誇る農産品が販売されています。野菜のほかにも旬の果物、米、調味料、惣菜、地酒や地ワイン、ごぼうチップスといった加工品もあり、品ぞろえは充実。店舗入り口には鮮魚店もあり、海の幸が手に入るのも魅力です。
続いて訪れた「ぼっけぇ市場」は、堀南にある新鮮な野菜や魚介が手に入る生産者直売所。生産者から届く朝どれの野菜は、どれも新鮮でリーズナブル。鮮魚コーナーも併設し、トロ箱に並ぶ瀬戸内の魚介は1匹から購入OK。下処理やカットもしてもらえるので、キャンプ飯の食材調達にはピッタリ。事前に相談すれば、希望する魚を用意してくれることも。ほしい魚がある場合は、早めに連絡するのがおすすめです。毎週金曜には朝市も開催されるので、タイミングがあえばこちらもぜひ立ち寄りを。