公開日2026/01/30
公開日2026/01/30
「今後は、地球環境や労働者の人権などにも配慮しつつ、海外も含めた適地適産という形の中で、これまで以上に社会に役立つ商品とサービスを倉敷から発信していきたい」。そんな思いを込めて、2020(令和2)年に「みらいのために『倉敷発、地球品質』」という企業指針を掲げました。




同時に、その企業指針とSDGsの考え方を実際の仕事に反映させるため「ECOLOGY・SAFETY・COMMUNITY」の頭文字からなる 「ESC委員会」を立ち上げたのです。
「委員会は全員参加型。部署ごとに分けた59のチームの一人一人が自らの業務をSDGsの視点で見直し、日々の実務のなかで、自分たちで定めた目標達成に向けて取り組んでいます」と河合さん。また、若手中心のチームリーダーが状況を分析し、チーム全員で改善策を考えて実行しているため、「やればやるほど自分たちのスキルも上がっていく」のだといいます。
「年に1回、意識調査と新しいアイデア募集の全体アンケートも実施し、社内に公表しています。SDGsへの意識は確実に浸透していると感じますし、公表したアイデアの中には、社員から支持を得て実現したものもあります」と河合さん。




そうして社内のSDGsへの意識の高まりから実現したのが、「自然災害が多い日本の子どもたちに、生き抜く力を育んでほしい」との思いを込めた防災事業。神戸学院大学社会防災学科の前林清和教授の協力を得て、遊びながら防災を学べる教材や教職員向けの書籍、備蓄品などを自社で開発・販売しています。




「子どもたちが明るく元気に過ごせるよう、これからもSDGsに取り組んでいきます。そして、ある統計調査で10歳代の9割以上が『あったほうがいい』と答えた学校制服を、日本の誇れる文化として次の世代に伝えていきたいと思っています」と、河合さんは言葉を締めました。




