公開日2020/01/9
公開日2020/01/9
倉敷窓や倉敷格子をはじめ、特色ある美しい意匠が目を引く塗屋造りの町家や、白壁と瓦が美しいコントラストを見せるなまこ壁の蔵、柳並木に縁取られた倉敷川…。風情漂う倉敷美観地区で、毎年11月上旬の2日間にわたって開催されているのが、「倉敷ジャズストリート」です。
期間中は、町家をリノベーションしたカフェやショップ、蔵を活用したアトリエ、そして歴史ある寺など、多くの会場でいっせいにジャズが奏でられます。その音色は町へとあふれ出し、倉敷美観地区をジャズ一色に染めあげていきます。
スタートから11回目となった2019年は、合計20の会場で、全国から集まった120バンドが演奏しました。演奏者は、プロもアマチュアも関係なく、ジャズが好きな人なら誰でも参加できます。とはいえ登場するバンドは、会場数の関係で数多くの応募者の中から選考された120組。その実力のほどは言うまでもありません。人気バンドが演奏する会場は来場者が集中し、満席になることも。
通りを歩いているだけでも、ジャズの音色が聴こえてくる「倉敷ジャズストリート」。1日目、2日目ともに屋外セッションは無料で鑑賞できますが、2日間共通フリーパスチケット購入ですべての屋内会場のステージを聴くことができ、2日間、心ゆくまでジャズを楽しめます。
倉敷帆布と缶バッジから選べるチケットは、思い出のひと品として大切に持ち帰る人も少なくありません。