特集46 水島臨海鉄道 西日本唯一の臨海鉄道 水島工業地帯とともに発展した水島臨海鉄道とは 特集46 水島臨海鉄道 西日本唯一の臨海鉄道 水島工業地帯とともに発展した水島臨海鉄道とは

Chapter1 水島臨海工業地帯とともに発展した
水島臨海鉄道とは

 倉敷市民の通勤や通学の足として欠かせない水島臨海鉄道は、倉敷市中心部と水島臨海工業地帯の14.8㎞を結ぶローカル鉄道です。臨海鉄道とは、臨海部の工業地帯を発着する貨物を国鉄(現JR)と連携して輸送するために設立された地方鉄道のことで、現在全国に9社存在します。そのうち西日本にあるのはこの水島臨海鉄道のみで、臨海鉄道としては珍しく、貨物だけでなく乗客も運んでいます。

水島臨海鉄道の車両たち
水島臨海鉄道の車両たち
水島臨海鉄道の車両たち
水島臨海鉄道の車両たち

 「その前身は、戦時中の1943(昭和18)年に、旧三菱重工業水島航空機製作所の操業とともに働く人たちと物資を輸送するための『専用線』として開通したものでした」と話すのは水島臨海鉄道の管理部副部長・岸本達也さん。終戦後、水島工業都市開発株式会社、倉敷市交通局を経て、今から約50年前の1970(昭和45)年に旧国鉄・岡山県・倉敷市・地元企業などの出資により水島臨海鉄道として営業を始めました。

岸本達也さん
当時の水島臨海鉄道
一般旅客営業
工員専用輸送

 「軍需工場から生活産業への転換、工員専用輸送から一般旅客営業の開始など、たくさんの変革期をくぐり抜け、今の水島臨海鉄道があります」と岸本さん。その変遷をよく表すのが、「ピーポー」という愛称です。名前の由来は、戦時中に従業員輸送として蒸気機関車で牽引していた時の汽笛の音で、戦後学生たちが「ピーポー」と呼ぶようになったのが始まりとされています。今もその名で呼ばれる水島臨海鉄道は、地域に根差した交通インフラとして広く市民に親しまれています。

他にもこんな特集があります。

  • 特集21.- 生きた重要文化財 – 語らい座 大原本邸へ
  • 特集10.ARKO 2016 – アーティスト・イン・レジデンス 倉敷 大原 –
  • 特集34 倉敷アフタヌーンティー

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