特集54 SDGsなクラシキ4 - 倉敷から発信するネオ6次産業化 - 特集54 SDGsなクラシキ4 - 倉敷から発信するネオ6次産業化 -

Chapter2 食品残さを有効活用するため、
自社牧場を開設した『立龍美掃』。

 1978年の創業以来、廃棄物全般の収集運搬や清掃を担ってきた『立龍美掃』は、1997年の第1平田リサイクルセンターを皮切りに、倉敷市内に3つのリサイクルセンターを新設。リサイクル企業として成長してきました。

立龍美掃
立龍美掃

 2012年には、食品リサイクルに向けて、食品工場や給食センター、大手パン製造工場から出る食品残さを加熱処理する飼料製造ラインを稼働。用いるのは、従来焼却処分されていたご飯や麺類、パン、野菜の切れ端などです。

食品残さ
食品残さ

 製造した飼料は養豚業者に販売する予定でしたが、販路開拓は難航。「それならば」と、2015年に自社で『吉備高原牧場』を設立し、三元白豚50頭を飼育し始めました。現在は、2カ所のファームを有する牧場で、三元白豚800頭、純粋黒豚バークシャー種(六白黒豚)200頭を飼育しています。のびのびとした環境で、養豚の一般的な飼育期間の倍ほどをかけて丹念に育てられた当牧場の豚は、柔らかい肉質と濃厚な旨味、脂の甘さが特徴です。
 しかし、育て方へのこだわりから出荷時の体重が規格外と評価され、思うような価格で売ることはできませんでした。2017年には精肉業を開始しましたが、独自の販売方法やオリジナル商品の加工先がわからないことが、悩みの種となっていました。

吉備高原豚BLACK
吉備高原豚BLACK
吉備高原豚BLACK

 そんな中、2019年に出会ったのが、すでに6次産業化を成功させていた『のだ初』でした。『のだ初』と『立龍美掃』は、1社では解決できない課題にコラボして取り組む「ネオ6次産業化」の取り組みを開始。『のだ初』が三元白豚の加工・販売を手がけるなどして、『立龍美掃』は豚肉の安定的な販路を得ることに成功したのです。
 その後『立龍美掃』は、2020年には自社ホームページで純粋黒豚バークシャー種の肉を「吉備高原豚BLACK」のブランド名で発売したり、その肉を使用したレトルトカレーの開発に着手したりと、独自の6次産業化も展開しています。

吉備高原豚BLACK
吉備高原豚BLACK美
吉備高原豚BLACK
すき焼き

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